neirocca sound-first music theory

ユニット 2 · 7 節

音階と調

長音階・3種の短音階・教会旋法・五音音階・日本とアジアの音階、そして調の近親関係。

このユニットの到達目標

音階の構造を度数で説明でき、調の関係を五度圏上に位置づけられる。

前提となる節

節の一覧

  1. 1

    メジャースケールの構造

    約 14 分

    長音階は「全全半全全全半」という音程の並びで定義されます。この並びを守るために調号が必要になり、7音が7つの異なる文字で綴られます。どの音から始めても同じ形を再現できることを、譜例と音で確かめます。

    この節で使うツール: スケール(音階)辞典

  2. 2

    3種のマイナースケール

    約 15 分

    短音階が3種類あるのは、和声の要求と旋律の歌いやすさが衝突するからです。自然的短音階を出発点に、なぜ第7音を上げる必要が生じ、そこで生まれた増2度をどう回避したのかという順序で理解します。

    この節で使うツール: スケール(音階)辞典

  3. 3

    教会旋法(モード)

    約 15 分

    7つの教会旋法は、長音階の白鍵をどの音から弾き始めるかで生まれます。各モードの性格は「長音階のどこが違うか」という1〜2音の差で決まり、その差を作る音を特性音と呼びます。同じ主音で並べて聴き比べます。

    この節で使うツール: モード(旋法)辞典

  4. 4

    五音音階とブルース

    約 14 分

    五音音階は7音から2音を抜いた音階です。抜くことで半音の衝突が消え、どの音を弾いても外れにくくなります。世界中で独立に発生した理由と、ブルーススケールの青い音がなぜ理論の枠から外れるのかを扱います。

    この節で使うツール: スケール(音階)辞典 / スケール変換ツール

  5. 5

    日本とアジアの音階

    約 15 分

    日本の伝統音階も多くが五音音階ですが、抜く音の選び方が違うため西洋の五音音階とは別の世界になります。ヨナ抜き・琉球・都節の構造を比較し、通説として広まっている帰属の誤りも正します。

    この節で使うツール: スケール変換ツール

  6. 6

    階名と音度

    約 13 分

    音階の各音には固有の名前と役割があります。主音・導音といった呼び名は位置ではなく機能を表しており、移動ドで歌う階名はこの機能を耳と体に結びつける道具です。固定ドとの違いも整理します。

    この節で使うツール: スケール(音階)辞典 / メロディーノートガイド

  7. 7

    調の近親関係と五度圏

    約 15 分

    24の調はばらばらに存在するのではなく、共有する音の数で近さが決まります。五度圏はその近さを一枚の図にしたもので、調号の増減・平行調・同主調・属調という関係がすべて位置として読めます。

    この節で使うツール: 五度圏(サークル・オブ・フィフス) / キー判定ツール