音程(インターバル)とは?名前と響きの覚え方
2音の距離の呼び方がわからない人へ。短2度から完全8度まで13種類の音程名・半音数を一覧で解説。2音を選ぶと音が鳴るツールで響きと覚え方を確かめられます。
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この記事の内容
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音程(インターバル)とは?
音程とは、2つの音の高さの差のことです。英語では「Interval(インターバル)」と呼びます。「ドとミ」「ラとラ」「CとG」のように、2音を比べたときの距離を半音の数で表したものです。
コードはすべて音程の積み重ねでできていて、スケールは音程の並びです。音程を理解すると、コードの構造やメロディーとハーモニーの関係が一気に見えてきます。
まず聴いてみる
「距離」という言葉は、大きさの違う音程をいくつか聴くと腑に落ちます。
- 音程計算ツールを開く
- 音1をC、音2をDにして、順番に聴くを押す
- 音2をGに変えて、もう一度鳴らす
- C→D は小さな一歩、C→G は広く開いた跳躍だと感じ取る
結果カードにはそれぞれの名前(長2度、続いて完全5度)と半音数が表示されます。響きと数字をセットで覚えるのが、名前を定着させる近道です。
なぜ音程を覚えると良いのか
音程を知っていると、次のことができるようになります。
- コードの仕組みが分かる:Cメジャーコードは「C + 長3度 + 完全5度」
- スケールの構造が分かる:メジャースケールは「全全半全全全半(音程のパターン)」
- 耳コピが楽になる:「あの音、ルートから短7度だ」と直感的に判断できる
- 移調・転調が理解できる:すべての音程関係を保ったまま移調できる
半音とは
ピアノの鍵盤で隣り合う音の差(白鍵と黒鍵を含めた最小単位)が1半音です。
例:C → C# は1半音、C → D は2半音(= 1全音)
13種類の音程一覧
| 略称 | 名前 | 半音数 | 例(Cから) |
|---|---|---|---|
| P1 | 完全1度(ユニゾン) | 0 | C → C |
| m2 | 短2度 | 1 | C → Db |
| M2 | 長2度 | 2 | C → D |
| m3 | 短3度 | 3 | C → Eb |
| M3 | 長3度 | 4 | C → E |
| P4 | 完全4度 | 5 | C → F |
| A4/d5 | 増4度(トライトーン) | 6 | C → F# |
| P5 | 完全5度 | 7 | C → G |
| m6 | 短6度 | 8 | C → Ab |
| M6 | 長6度 | 9 | C → A |
| m7 | 短7度 | 10 | C → Bb |
| M7 | 長7度 | 11 | C → B |
| P8 | 完全8度(オクターブ) | 12 | C → C(1オクターブ上) |
音程の種類(完全・長・短・増・減)
音程には修飾語が付きます。
完全系(Perfect)
完全1度、完全4度、完全5度、完全8度は「完全(P)」系です。最も安定した響きを持ちます。
長・短系(Major / Minor)
2度、3度、6度、7度には「長(M)」と「短(m)」があります。
- 長:半音が多い方(明るい印象)
- 短:半音が少ない方(暗い印象)
増4度(トライトーン)
6半音の音程は特殊で、「増4度(A4)」または「減5度(d5)」と呼ばれます。不安定で緊張感があり、中世ヨーロッパでは「悪魔の音程」とも呼ばれました。
協和音程と不協和音程
音程は響きの安定度によって分類されます。
完全協和音程
- 完全1度(ユニゾン)
- 完全5度
- 完全8度(オクターブ)
最も安定した、純粋な響きです。
不完全協和音程
- 短3度・長3度
- 短6度・長6度
安定しているが、わずかな色彩感がある響きです。コードの「味」を作る重要な音程です。
不協和音程
- 短2度・長2度
- 完全4度(文脈による)
- 増4度(トライトーン)
- 短7度・長7度
緊張感や不安定さを持つ響きです。音楽に「動き」や「解決したい感覚」を与えます。
コードにおける音程の役割
メジャーコードとマイナーコードの違いは、わずか1半音です。
| コードタイプ | 3度の種類 |
|---|---|
| メジャーコード(明るい) | 長3度(4半音) |
| マイナーコード(暗い) | 短3度(3半音) |
この違いを耳で聴き分けられるようになると、曲のコードを耳コピする第一歩になります。
次に試すこと
音程を積み重ねて、コードが立ち上がる様子を聴いてみましょう。音1を C、音2を E(長3度)にしてから、音2を G(完全5度)へ動かすと、Cメジャーの三和音を音程ひとつずつ組み立てたことになります。3度を E♭ に変えれば、同じコードがマイナーに変わります。コードを「積み重ねた音程」として聴けるようになると、ハーモニーの理解が暗記ではなくなります。
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