定番コード進行トップ10|J-POPからジャズまで
カノン進行、王道進行、小室進行など定番コード進行トップ10を解説。それぞれの特徴と有名な使用例も紹介します。
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定番コード進行トップ10
コード進行を覚える近道は、理論を抽象的に追うだけでなく、定番コード進行を実際に聴いて体に入れることです。ここではジャンルを問わず頻出する代表的な進行を10個に絞って紹介します。
1. カノン進行(Ⅰ→Ⅴ→Ⅵm→Ⅲm→Ⅳ→Ⅰ→Ⅳ→Ⅴ)
パッヘルベルのカノンに由来する有名なコード進行です。流れが非常に滑らかで、壮大さやエモさを出しやすいのが特徴です。
2. 王道進行(Ⅳ→Ⅴ→Ⅲm→Ⅵm)
J-POPのサビで特に多く使われる定番進行です。明るさと切なさが同居するため、ドラマチックな展開に向いています。
3. 小室進行(Ⅵm→Ⅳ→Ⅴ→Ⅰ)
90年代J-POPで強い存在感を持ったコード進行です。勢いがあり、ダンサブルでキャッチーな印象を作りやすいです。
4. 丸サ進行(Ⅳmaj7→Ⅴ→Ⅲm7→Ⅵm)
椎名林檎「丸の内サディスティック」に由来する呼び名で、四和音を使った都会的な響きが魅力です。
5. II-V-I(Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅰmaj7)
ジャズを学ぶうえで避けて通れない基本進行です。解決感が強く、アドリブやボイシング学習の土台にもなります。
6. 50s進行(Ⅰ→Ⅵm→Ⅳ→Ⅴ)
1950年代のオールディーズで多用された進行で、親しみやすくノスタルジックな雰囲気があります。
7. ポップパンク進行(Ⅰ→Ⅴ→Ⅵm→Ⅳ)
現代ポップでも非常に多く使われる万能進行です。シンプルで覚えやすく、展開を作りやすいのが強みです。
8. Just the Two of Us進行(Ⅳmaj7→Ⅲm7→Ⅵm→Ⅰ)
R&Bやシティポップでよく使われる進行で、洗練された大人っぽさを演出できます。
9. ブルース12小節
ロックやブルースの基礎として定着している形式です。Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ の7thコードを中心に構成され、セッションでもよく登場します。
10. ボサノバ進行(Ⅰmaj7→Ⅵm7→Ⅱm7→Ⅴ7)
ブラジル音楽でよく使われる進行で、軽やかさと浮遊感、おしゃれさを同時に出せます。
定番コード進行を覚えるメリット
- ジャンルごとの雰囲気を掴みやすい
- 作曲時の引き出しが増える
- 耳コピで進行を推測しやすくなる
コード進行は、1つ1つを暗記するよりも「どういう感情の流れを作るか」で覚えると実践向きです。
実際に音を聴いてみよう
全て実際に音が鳴るツールで確認できます。キーやテンポも変えて試してみてください。