コード進行の作り方|ひらめき不要、4つの決断で作る最初のループ
コードが思いつかない初心者へ。ひらめきを待たず、4つの決断と『1か所だけ変えて聴く』反復で最初のコード進行を作る手順。プレイヤーで鳴らしながら進められます。
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コード進行の作り方:4つの決断で作る
コード進行づくりは、ひらめきを待つ作業ではありません。4つの小さな決断を順番にするだけです。この記事は「理論」より「手順と作業のやり方」に絞ります。なぜその並びが効くのかは ダイアトニックで作る(機能とカデンツ)、感情から逆算する作り方は 感情から選ぶ作り方 に分けてあります。
作業の基本動作:1か所だけ変えて聴く
最初に、これから何度も使う動作を体に入れます。
- コード進行プレイヤーを開く
C - Am - F - Gを鳴らす- 最後のG だけを C に変えて、もう一度鳴らす
- 「続く感じ」が「終わる感じ」に変わったのを聴く
コード進行づくりは、結局この「1か所変える→聴く→残すか決める」の繰り返しです。完成形を一発で当てるのではなく、小さな差を耳で選びます。
決断1:キー
歌いやすさや楽器の押さえやすさでキーを1つ決めます。初心者は C か G が楽です。キーを先に固定すると、使う音の軸がぶれません。
決断2:始めるコード
- I から始める(C)= 素直で安定したスタート
- VIm から始める(Am)= 最初から少し切ない
最初の1音で、曲の入り口の印象が決まります。
決断3:どこに着地するか
「終わり」をどう感じさせたいかを決めます。
- 最後を I(C) にする = はっきり終わる(曲・セクションの締め)
- 最後を V(G) にする = 終わらず続く(ループ・イントロ向き)
着地を先に決めると、途中のコードは「そこへ向かう通り道」として選べます。
決断4:1コードの長さ
同じ C - Am - F - G でも、1コードを4拍伸ばすと落ち着き、2拍で切り替えると慌ただしくなります。まずは1小節1コードで、慣れたら変えます。
あとは反復で育てる
4つ決めたら、最初の動作(1か所変えて聴く)で育てます。一度に変えるのは必ず1か所だけ。
- 順番を入れ替える(
C-Am-F-G→Am-F-C-G) - 同じ役割のコードに替える(
F→Dm) - キーごと別の高さへ動かす
「おっ」と思ったものを残す。これだけで進行は自分のものになります。
つまずいたら
- 締まりが弱い → 着地の手前に G(V) を置いてから終わる
- ずっと同じ印象 → 1コードの長さか、始まりのコードを変える
- 不自然 → キー外の音を入れすぎ。まずはダイアトニックだけで
次に試すこと
C - Am - F - G を土台に、「1か所だけ変えて聴く」を5回してください。毎回鳴らして、気に入ったら残す。5回後には、最初とは違う「あなたの進行」になっています。
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