ダイアトニックコードの覚え方:効率的な暗記法
ダイアトニックコードを効率よく覚えるコツを紹介。パターンと機能で覚える方法、実際に弾いて覚える方法など実践的なアドバイスを解説します。
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ダイアトニックコードの効率的な覚え方
ダイアトニックコードの覚え方で大切なのは、丸暗記ではなく法則で覚えることです。キーごとに別物として覚えようとすると負担が大きくなりますが、並び方と機能をセットで理解すると一気に楽になります。
コツ1: コードの並びをパターンで覚える
メジャーキーのダイアトニックコードは必ずこのパターンになります: メジャー・マイナー・マイナー・メジャー・メジャー・マイナー・ディミニッシュ
Ⅰ=M、Ⅱm=m、Ⅲm=m、Ⅳ=M、Ⅴ=M、Ⅵm=m、Ⅶdim=dim
このパターンさえ覚えれば、どのキーでもすぐに当てはめられます。
コツ2: よく使う4つから先に覚える
全7つを一気に覚えようとせず、Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵm の4つから始めましょう。この4つだけで多くのJ-POPが弾けます。
たとえば Cキーなら C・F・G・Am、Gキーなら G・C・D・Em です。まずはこの4つを見た瞬間に出せる状態を目指すと実用的です。
コツ3: 機能でまとめて覚える
ダイアトニックコードは、機能で3グループに分けると整理しやすくなります。
- トニック: Ⅰ、Ⅲm、Ⅵm
- サブドミナント: Ⅱm、Ⅳ
- ドミナント: Ⅴ、Ⅶdim
コード名だけで覚えるより、「落ち着く」「少し動く」「解決したがる」という聴感で覚える方が忘れにくくなります。
コツ4: 好きな曲をディグリーで分析する
曲のコード進行を調べて、それがどのディグリーに当たるかを確認してみましょう。実際の楽曲と結びつけると、机上の知識ではなく使える知識になります。
たとえば C - Am - F - G を見たら、「Cキーの Ⅰ - Ⅵm - Ⅳ - Ⅴ」と読めるようにする、という練習です。
コツ5: 音を聴きながら反復する
暗記よりも耳で覚える方が実践では強いです。ツールで各コードを繰り返し鳴らし、コード名と響きを結びつけてください。
ダイアトニックコードが覚えられない原因
なかなか定着しない場合は、次のどれかで詰まっていることが多いです。
- キーごとにバラバラに覚えようとしている
- ディグリー表記に慣れていない
- 実際の音を聴かずに文字だけで学んでいる
この3つを避けるだけでも、記憶の定着はかなり改善します。
まずは1つのキーで反復する
最初は Cメジャーか Gメジャーのどちらか1つに絞り、そのキーでダイアトニックコードと機能を繰り返し確認するのがおすすめです。1キーで理解できれば、他のキーへの展開はかなり楽になります。