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コード進行 2026/4/12 読了目安 4 分

ドミナントモーション(V→I)とは?コード進行の要

音楽の中で最も強い解決感を生むドミナントモーション(V→I)の仕組みを解説。なぜ気持ちよく解決するのか、実際に音で確認しよう。

この記事の内容

  1. ドミナントモーションとは
  2. なぜ「解決した感じ」がするのか
  3. ドミナントモーションの種類
  4. 基本形: V → I
  5. 強化版: V7 → I
  6. マイナーキーの解決: V7 → Im
  7. VII° → I(リーディングトーン解決)
  8. セカンダリードミナント
  9. 例(Cメジャーキー)
  10. 偽終止(ディセプティブ・カデンス)
  11. 実際に聴いてみよう
  12. まとめ

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ドミナントモーションとは

ドミナントモーションとは、ドミナント(Ⅴ)からトニック(Ⅰ)へと進む動きのことです。

Cメジャーキーで言えば: G(またはG7)→ C

この動きは音楽の中で最も強い「解決感」を生みます。まるで空中に浮いていた緊張が、一気に地面に着地するような感覚です。

なぜ「解決した感じ」がするのか

G7コードの構成音: G・B・D・F

この中で重要なのが B(シ)と F(ファ) の組み合わせです。

  • B(シ)は C(ド)の半音下 → 上に引っ張られる力がある
  • F(ファ)は E(ミ)の半音上 → 下に引っ張られる力がある

この「B↑とF↓」が同時に働くことで、C(ドミ)に強烈に解決したがる力(導音)が生まれます。これが「解決感」の正体です。

ドミナントモーションの種類

基本形: V → I

G → C(Cメジャーキー)

シンプルで強い解決感。フォーク・ロックでよく使われる。

強化版: V7 → I

G7 → C(Cメジャーキー)

G7はG(完全5度)にF(短7度)を加えたもの。上記の「B↑F↓」の緊張が最大化し、解決感がさらに強くなる。

マイナーキーの解決: V7 → Im

E7 → Am(Aマイナーキー)

マイナーキーでもハーモニックマイナーを使うと、V がメジャーになり同様の解決感が得られる。

VII° → I(リーディングトーン解決)

Bdim → C(Cメジャーキー)

ディミニッシュコードが持つ緊張が解決へ向かう。クラシック音楽に多い。

セカンダリードミナント

V→I の解決を利用して、任意のコードへの解決感を作ることができます。これを**セカンダリードミナント(副ドミナント)**と言います。

例(Cメジャーキー)

解決先セカンダリードミナント動き
Dm(Ⅱm)A7A7 → Dm
Em(Ⅲm)B7B7 → Em
F(Ⅳ)C7C7 → F
Am(Ⅵm)E7E7 → Am
G(Ⅴ)D7D7 → G

たとえば C → E7 → Am → F → G → C という進行では、E7がAmへのセカンダリードミナントとして機能し、Amへの解決感を強めています。

偽終止(ディセプティブ・カデンス)

V → I と来るはずのところを V → VIm に変えると、偽終止になります。

G → Am(「あれ、Cじゃなかった?」という意外感)

コード進行ビルダーでⅤを選んだとき、Ⅵへの候補に「意外性」ラベルが付いているのがこれです。

実際に聴いてみよう

  1. コード進行ビルダーを開く
  2. キーを「C メジャー」に設定
  3. Ⅰ(C)→ Ⅴ(G)の順でコードを追加
  4. 次の候補でⅠ(C)を選ぶと王道の解決
  5. 次の候補でⅥm(Am)を選ぶと偽終止(意外な展開)

音で聴き比べると、解決感の違いがはっきりわかります。

まとめ

  • ドミナント(Ⅴ)には強い解決感があり、これをドミナントモーションと呼ぶ
  • G7→Cの解決感は「B(シ)↑とF(ファ)↓」という半音の引力による
  • セカンダリードミナントを使うと任意のコードへの解決感を演出できる
  • 偽終止(V→VIm)で意外性を加えることができる
  • コード進行ビルダーでドミナントモーションを体験してみよう

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理論を読んだら、音で確認する

記事で触れた内容は、関連ツールで実際に鳴らしながら確認できます。耳とセットで学ぶと理解が定着しやすくなります。

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