コード進行の作り方 — 感情で選ぶ初心者ガイド
オリジナルのコード進行を作る方法を感情ラベルを使ってわかりやすく解説。定番パターンから応用まで、実際に音を鳴らしながら学ぼう。
この記事の内容
▶
Listen
音で確認する
▶ をタップして音を確認。もう一度タップで停止。
コード進行を「感情で選ぶ」とは
コード進行を作るとき、「このコードの次はどれにしよう?」と迷うことがあります。理論を深く学ばなくても、どんな感情を出したいかを手がかりに選ぶと、自然なコード進行ができます。
「明るく盛り上げたい → V(ドミナント)へ」 「切なく深みを出したい → vi(サブメディアント)へ」
これをコード進行ビルダーでは、感情ラベルがついた候補コードとして視覚的に選べます。
基本のルール:コードの機能
メジャーキーのコードには3つの機能があります:
| 機能 | コード(Cメジャーの場合) | 感じ |
|---|---|---|
| T(トニック) | C, Em, Am | 安定・着地 |
| SD(サブドミナント) | F, Dm | 浮遊感・期待感 |
| D(ドミナント) | G, Bdim | 緊張・解決したい感じ |
コード進行の基本は「TとSDとDを並べて、最後にTへ戻る」という流れです。
王道コード進行パターン
パターン1: I → IV → V → I
(例: C → F → G → C)
最もシンプルな進行。明るく力強い。フォークソングやブルースに多い。
パターン2: I → V → VI → IV(王道進行)
(例: C → G → Am → F)
J-POPのサビで最も使われるパターン。明るさと切なさが両立している。
パターン3: I → VI → IV → V(カノン進行ベース)
(例: C → Am → F → G)
パッヘルベルのカノンに由来する安定感のある進行。
パターン4: VI → IV → I → V(小室進行)
(例: Am → F → C → G)
マイナーから始まる切ない進行。90年代J-POPの代表的なパターン。
感情別コード進行の作り方
「明るく元気」にしたいとき
→ I(トニック)から始め、IV → V → I の流れを使う
→ BPMを120〜140にすると元気な印象が強まる
「切ない、哀愁」を出したいとき
→ VI(マイナートニック)から始める
→ または III → VI → II → V のようにマイナー系を経由する
→ BPMを80〜100にするとより切なさが出る
「おしゃれ、都会的」にしたいとき
→ セブンスコード(IV maj7, II m7 など)を使う
→ II → V → I(ツーファイブワン)を取り入れる
「緊張感、映画的」を出したいとき
→ VII(ディミニッシュ)や V7 を多用する
→ 解決(V → I)を遅らせることで緊張が持続する
コード進行ビルダーの使い方
コード進行ビルダーでは:
- キーとモード(メジャー/マイナー)を選ぶ
- 感情フィルターで絞り込む(定番・明るい・切ない等)
- 候補コードをタップして試聴
- 「追加」ボタンで進行に加える
- 完成したら「進行を再生」で確認
理論を知らなくても、音を聴きながら進行を組み立てられます。
まとめ
- コードの機能(T/SD/D)を意識するだけで自然な進行が作れる
- 感情ラベルを手がかりにコードを選ぶと迷わない
- 王道パターン(I-V-VI-IV等)を基礎に、少しずつアレンジしていこう
- コード進行ビルダーで実際に作ってみよう