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コード進行 2026/4/12 読了目安 3 分

コード進行の作り方 — 感情で選ぶ初心者ガイド

オリジナルのコード進行を作る方法を感情ラベルを使ってわかりやすく解説。定番パターンから応用まで、実際に音を鳴らしながら学ぼう。

この記事の内容

  1. コード進行を「感情で選ぶ」とは
  2. 基本のルール:コードの機能
  3. 王道コード進行パターン
  4. パターン1: I → IV → V → I
  5. パターン2: I → V → VI → IV(王道進行)
  6. パターン3: I → VI → IV → V(カノン進行ベース)
  7. パターン4: VI → IV → I → V(小室進行)
  8. 感情別コード進行の作り方
  9. 「明るく元気」にしたいとき
  10. 「切ない、哀愁」を出したいとき
  11. 「おしゃれ、都会的」にしたいとき
  12. 「緊張感、映画的」を出したいとき
  13. コード進行ビルダーの使い方
  14. まとめ

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コード進行を「感情で選ぶ」とは

コード進行を作るとき、「このコードの次はどれにしよう?」と迷うことがあります。理論を深く学ばなくても、どんな感情を出したいかを手がかりに選ぶと、自然なコード進行ができます。

「明るく盛り上げたい → V(ドミナント)へ」 「切なく深みを出したい → vi(サブメディアント)へ」

これをコード進行ビルダーでは、感情ラベルがついた候補コードとして視覚的に選べます。

基本のルール:コードの機能

メジャーキーのコードには3つの機能があります:

機能コード(Cメジャーの場合)感じ
T(トニック)C, Em, Am安定・着地
SD(サブドミナント)F, Dm浮遊感・期待感
D(ドミナント)G, Bdim緊張・解決したい感じ

コード進行の基本は「TとSDとDを並べて、最後にTへ戻る」という流れです。

王道コード進行パターン

パターン1: I → IV → V → I

(例: C → F → G → C)

最もシンプルな進行。明るく力強い。フォークソングやブルースに多い。

パターン2: I → V → VI → IV(王道進行)

(例: C → G → Am → F)

J-POPのサビで最も使われるパターン。明るさと切なさが両立している。

パターン3: I → VI → IV → V(カノン進行ベース)

(例: C → Am → F → G)

パッヘルベルのカノンに由来する安定感のある進行。

パターン4: VI → IV → I → V(小室進行)

(例: Am → F → C → G)

マイナーから始まる切ない進行。90年代J-POPの代表的なパターン。

感情別コード進行の作り方

「明るく元気」にしたいとき

→ I(トニック)から始め、IV → V → I の流れを使う
→ BPMを120〜140にすると元気な印象が強まる

「切ない、哀愁」を出したいとき

→ VI(マイナートニック)から始める
→ または III → VI → II → V のようにマイナー系を経由する
→ BPMを80〜100にするとより切なさが出る

「おしゃれ、都会的」にしたいとき

→ セブンスコード(IV maj7, II m7 など)を使う
→ II → V → I(ツーファイブワン)を取り入れる

「緊張感、映画的」を出したいとき

→ VII(ディミニッシュ)や V7 を多用する
→ 解決(V → I)を遅らせることで緊張が持続する

コード進行ビルダーの使い方

コード進行ビルダーでは:

  1. キーとモード(メジャー/マイナー)を選ぶ
  2. 感情フィルターで絞り込む(定番・明るい・切ない等)
  3. 候補コードをタップして試聴
  4. 「追加」ボタンで進行に加える
  5. 完成したら「進行を再生」で確認

理論を知らなくても、音を聴きながら進行を組み立てられます。

まとめ

  • コードの機能(T/SD/D)を意識するだけで自然な進行が作れる
  • 感情ラベルを手がかりにコードを選ぶと迷わない
  • 王道パターン(I-V-VI-IV等)を基礎に、少しずつアレンジしていこう
  • コード進行ビルダーで実際に作ってみよう

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記事で触れた内容は、関連ツールで実際に鳴らしながら確認できます。耳とセットで学ぶと理解が定着しやすくなります。

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